こだわりのオーダーも納得の仕上がり
2016年からお世話になっている早乙女クレーン様より、今年新たにポロシャツのご注文をいただきました。
早乙女クレーン様は栃木県鹿沼市に会社を構え、その名の通り、クレーンレンタルやクレーン作業一式の請負など、クレーンに関する業務を行っている企業様です。これまでも、クレーンのイラストを入れた作業用のポロシャツやTシャツ。お子様のTシャツ、パーカーの製作など、さまざまなオーダーをいただきました。
背中にはシルクスクリーンプリント
今年ご相談いただいた内容は、スタッフ用の長袖の白とグレーのポロシャツで、背中に英語の社名をシルクスクリーンプリントでの加工。左胸のポケットの上に日本語の社名の刺繍ワッペンをつける複合的な加工を施すオーダーでした。
まず、背中のシルクスクリーンプリントは、赤い長方形の中に白で社名とクレーンのフックのイラストを配置したデザインです。
こちらのデザインはお客様がステッカーを作成した時のものです。
いただいたデータはillustratorでそのまま使用できるものだったのでデザイン作成費は追加で発生しませんでした。
デザインの色は2色でした。シルクスクリーンプリントはデザインで使用する色の数分版が必要になります。今回は社名の周りの赤い部分と、社名やフックのイラストの白い部分2版を作りました。
最初はお客様から、周りの赤い部分の版を作り、社名やイラストはポロシャツの生地で表すような1色プリントでのご要望をいただきました。しかしイメージを作成してみたところ「なんだかこのポロシャツのグレーとインクの赤が合わないね」となりました。そこで今回は社名とイラスト部分を1色プリントの中抜きではなく白用の版を作り2色重ねた印刷にすることにしました。
インクを数回重ねることとラバーインクならではの厚みが相まってプリント部分に立体感が出ました。それはまるでプレートのように見える味のある仕上がりになりました。
左胸には刺繍ワッペン
また、左胸の加工は、刺繍ワッペンをつくりそれをポロシャツに縫い付けました。
最初は直刺繍(生地にそのまま刺繍を縫う)にて検討しようとしました。
ですが今回お選びいただいた商品はドライポロシャツです。そのポロシャツのメッシュ生地の網目が大きいので、細かな刺繍デザインの場合その生地の網目に刺繍の縫い目が埋まってしまいデザインがうまく表現されないと考えました。
それをお客様にお伝えし、有限会社ル・フェステから提案させていただいたのは刺繍ワッペンです。ワッペン用の生地の網目はポロシャツのメッシュ生地の網目より細かいのでデザイン再現度が高くなります。
鶴のデザインはお客様のデータ、文字は有限会社ル・フェステで提案をさせていただきました。鶴のデザインはとても繊細です。刺繍での再現性を高めるためにお客様からいただいたデータの調整や刺繍データの作製を営業担当と工場の刺繍担当で相談をして最終的にお客様も満足のいく出来上がりになりました。
製作動画
早乙女クレーン様の社長様の奥様は営業担当の高校時代の友人で、その奥様より「Tシャツ作れるの?」と以前ご相談をいただいたところから、今のポロシャツのオーダーまで繋がりました。実は営業担当は、高校時代にとてもおしゃれな彼女にひそかに憧れをいただいていました。そんな彼女とおしゃれでカッコイイものづくりができたことをとても嬉しく思います。
有限会社ル・フェステではお客様のオリジナルデザインのアイテムを作りたいという願いを叶えます。Tシャツやポロシャツ、仕事用の作業服までご相談いただいた実績は多数ございます。「細かいデザインだから無理かな…」「オリジナルデザインで作りたいけどどうすればいいのかわからない」そんな時はお気軽に有限会社ル・フェステにお問い合わせください。
営業担当:028-657-8111