どんな会社にも繁忙期はやってきます。有限会社ル・フェステの繁忙期は3月~5月のゴールデンウィーク明けごろまでです。
今回はル・フェステトリセツ2 ~繫忙期編~ でお伝えしたつづき。
いいえ。始まりのお話です・・・
ル・フェステ繫忙期 エピソード0
県内の実習科目がある高校、専門学校、大学様の実習服はその学校により違います。学校らしさを出したデザインの実習服、機能性に優れた実習服、新しさを重視した実習服などさまざまです。
その実習服のチョイスには先生方の生徒や学校への想いが感じとれます。
その想いは長年使われてきたそのデザインや機能性を大きく変える働きにもつながります。
ケース1 栃木農業高校 様
有限会社ル・フェステにご相談いただいた学校で、栃木農業高等学校様のケースをご紹介します。栃木農業高等学校様は生徒の定員不足に悩まれておられました。
その年の動物科学科が新設されるタイミングで、実習服や実習で使うアイテムのデザインを一新することにし、定員不足の解決に挑みました。
他の科も含め長年使い続けたオーソドックスなデザインから “今風”のデザインにしたいとご要望がありました。
実習の内容、こまでの実習服でのお悩みなど細かくヒヤリングをして商品のご提案から先生方とのご希望のすり合わせに尽力しました。
実習服がリニューアルした年度、定員不足は解消されました。
また、各メディアからインタビューの依頼もあり、一躍栃木農業高等学校様が話題になるほどでした。
ケース2 鹿沼南高校 様
別のケースは同じ農業高校で鹿沼南高校環境緑地科様からも、実習服のリニューアルのご相談がありました。
お話をいただいたご担当の先生は、以前、栃木農業高校様で教えられていた先生で、以前同校にいた時にお世話になっていました。
その以前いた栃木農業高校様での実習服全科リニューアルをした際に、1つの科で着用していた実習服を見て「かっこいいの着ているなぁ」と思ったことがきっかけでリニューアルの検討が始まりました。
ご要望としては、ずっと昔ながらのデザインを着続けているから生徒が着ていてカッコイイなと思えるものに変えたい。実習しやすいようにストレッチがあるもの、汚れが目立たない色でかっこいい色、新しく変えるけど価格はできたら変わらない方がいい、男女比は半々なので小さなサイズから大きなサイズが合っても大丈夫なように特注ができる品番と、細かな要望がありました。
具体的要望が明確でしたので、選定・ご提案は営業担当も、先生方もしやすかったようでスムーズに最終決定に至りました。
商品を選定する際に、このようにこだわりがある程度あった方が選定しやすいです。大きく「かっこいい」「ストレッチ」だけだと結構選択肢が多いのです。
新しい実習服を選定する際に、各営業担当は手あたり次第ご紹介している訳ではありません。
学校の新しい実習服を選定する前に大切なのが、メーカーとの連携です。
先生方の候補の商品と営業担当がおすすめしたい商品の提案が可能な商品なのかを確認する必要があります。
一度決めた実習服は学校の顔となるわけですから継続的に長く使用できることが前提となります。
廃番予定はないか、在庫は十分にあるのか、色やサイズの展開は幅広いのかなどを確認していきます。そして色、アイテム、デザイン、予算など先生方の中にある要望を第一案のパターンとし、さらに類似するオススメの商品を数パターン提案させていただきます。そのような情報を網羅し商談を進め新たな実習服のリニューアルへとつなげていきました。
受け継がれていくこと
先生方は県内の学校を異動します。
前校でお世話になった先生が有限会社ル・フェステをおすすめしていただき、新しくお取引が始まった学校もあります。
先代社長(現会長)から続く信頼関係、スムーズな採寸業務、商品提案を買っていただいているのだと思います。
実習服のみならず、被服やグッズを作成する時「ル・フェステさんに聞いてみたら大丈夫だろうと思って相談しました」と言ってもらえることが増えました。
これは現在お世話になっている学校とのつながりを、先代社長(現会長)の代から積み上げてきた功績です。
そして、それは今も我々営業スタッフが受け継ぎ繋げています。
有限会社ル・フェステでは、その専門の学科に入り、志高く成長していく生徒が安心して卒業まで着ることのできる実習服を提案しお役立ちしていければと思います。
営業担当:028-657-8111