卒園式で使用する横断幕の製作

2024年6月27日

紙から布へ、園内行事用のオリジナル横断幕

有限会社ル・フェステではさまざまなオリジナルグッズの製作を行っております。今回ご紹介する製作事例は、保育園の卒園式で使用する横断幕です。オリジナルデザインで製作できる横断幕ですが、今回は紙製で手作りをしていた装飾のデザインをモチーフに布製の横断幕に作り変えた製作事例をご紹介します！

毎年利用できるのがポイント
オリジナルだから叶う、こだわりの色
さまざまな要望に応えられる幕
設置場所に合わせた加工方法

毎年利用できるのがポイント

およそ５年前に県内のひまわり保育園様より、横断幕のご依頼をいただきました。

それまでは大きな模造紙に、先生方が手作りで装飾をしていたそうですが、毎回の作製が大変だということで、卒園式用の横断幕を作製しようと有限会社ル・フェステにお声をかけていただきました。

この案件で使われた生地は、室内向けのテトロンツイルという素材です。幕と言えば、屋外に飾るイメージがありますが、室内向けの素材の幕の作製も承っております。

オリジナルだから叶う、こだわりの色

有限会社ル・フェステで製作するオリジナルの幕はフルカラーなので色を多く使用したデザインでも発色が良く、色鮮やかな再現が可能です。

デザインは前年に製作した幕の写真データをいただき、それを参考にして作っていきました。出来る限りこれまでの紙で製作していたものと色を一致させたいという色へのこだわりがありましたので、カラーパレットを見ながら似ている色を探し配色を決めていきました。

実に半年の年月をかけて、先生方の描かれた絵を用いり、愛情とこだわりがつまった横断幕が完成しました。その横断幕は翌年からお披露目され、毎年園児たちの巣立ちを先生方と一緒に見送る大きな役割を果たしています。　

さまざまな要望に応えられる幕

ひまわり保育園様の横断幕は横３８００×縦２３６０ｍｍの長方形でした。有限会社ル・フェステのオリジナルの幕は、今回のようなベーシックな四角形以外にもレーザーカッターを使ってさまざまな形の幕にすることもできます。例えば、星の形の幕にして、その中に一文字ずつ入れるデザインで作製することもできます。決まった規格の形でなくとも、弊社にご注文をいただければさまざまな形に作ることができます。ご希望の仕様によっては再現性、耐久性に影響が出る場合がございますので、変わった形をご希望の際はお気軽にご相談ください。

また、掲示したい内容の決まった部分が毎回変更される箇所があり、それに対応したものを作りたいというご希望があった場合も対応できます。

その変更箇所をマジックテープにして、変更が必要な際にはその部分を変えることができる仕様にするという方法があります。そうすれば、変わらない部分はそのままずっと使えて、さらに変更にも対応できるということです。例えば、カウントダウン幕、企業内でのランキング順位など、幅広い使い道があります。

さまざまな加工の仕方を考えると、幕はすごく自由度の高いアイテムだと考えます。

設置場所に合わせた加工方法

横断幕を設置するためには、印刷以外に幕への後加工が必要です。主流なのはハトメです。幕に穴をあけてハトメと呼ばれる部品を付けます。ハトメに紐を通して設置場所に紐を結びます。弊社で作る場合、そのハトメの間隔も自由に設定することができます。設置する箇所の間隔が比較的広くなっている場合、逆に狭くなっている場合どちらも対応することができます。特に指定がない場合は、こちらで定めている間隔でハトメをお付けいたします。

また、ポールで固定する場合の設置方法の場合、ポールの通し穴やチチテープもつけることができます。