【地域の防犯活動に役立つアイテムを作製】
2023年に宮ノ原地区防犯会様より、防犯の幕を作りたいということでお問合せをいただきました。宮ノ原地区防犯会様とは2020年からお取り引きをいただいていて、その際には防犯パトロールベストのご注文をいただきました。
昨年ご注文をいただいた幕は、各家庭のフェンスに着けられるほどの大きさのものを、とのことでした。
【コピー用紙にラミネートでお願いします】
はじめ会長様よりお伝えいただいたのは「コピー用紙にラミネートしたものでお願いします」でした。
耐水性のあるラミネート加工をしても、雨風にあたりすぐにボロボロになってしまいます。それではせっかく力をいれて行う防犯の役割も半減してしまいます。そこで有限会社ル・フェステからの提案は「ターポリン生地」を使用した幕の作製でした。
【雨にも強いターポリン生地】
屋外の掲示でも問題なく使える幕の生地「ターポリン生地」。イメージとしては運動会の際に使うテント生地です。屋外に設置してもある程度の雨・風には強く強度があります。
宮ノ原地区防犯会様にはそのターポリン生地の幕をご案内させていただきました。
【デザインと仕様】
無事、ターポリン生地の幕で案件を進めることになり、デザイン作成に進むことになりました。デザインは唐草模様の風呂敷をまとった泥棒のイラストを使用しました。一般家庭のフェンスや塀に掲示すると目立ちますし、ちょっとクスッと笑える仕上がりになりました。
そのように作られた幕は、四方をヒートカットをして、さらにハトメをつけて紐を通したもので納品を行いました。弊社には、提携を組んでいる中国の工場があります。大量注文の際には、その中国の工場で作製します。今回、宮ノ原地区防犯会様の幕は100枚のご注文だったので、中国工場で作ることになりました。
また、現在では有限会社ル・フェステに、インクジェットプリンターを導入したので、屋内用の生地であれば自社工場内で作製できます。
【まとめ】
はじめお客様よりお願いされたことは「コピー用紙にラミネート」でした。もちろんこれは外注するほどのものではありません。印刷機とラミネート機があればすぐにできることです。他の企業では、もしかするとお客様のご要望をお断りしてしまい、この防犯幕の案はなくなってしまっていたかもしれません。しかし、担当のスタッフは、自社でできる最大限のことを提案して、新たなカタチでお客様のご要望を叶えることができました。横断幕をご検討の際は是非、お気軽にお問い合わせください。
営業担当:028-657-8111