アイテムをより際立たせる特殊プリント「ぷっくりプリント」
今年、宇都宮市のオリオン通り内に登場した「夜市横丁」。その中のお店のひとつ、串や ぐいっ 夜市横丁様より、スタッフTシャツのご依頼をいただきました。
串や ぐいっ 夜市横丁様は炭火で焼く絶品串焼きが楽しめるお店です。一番人気は、研究に研究を重ねた自慢のつくね。タレと塩でどちらの味も楽しめて、お酒のお供にぴったりの一品です。ぜひ、その味を堪能してみてください。
お客様よりイメージ重視の筆文字でわかりやすいデザインで、というご要望をいただきました。ざっくりとした手描きのデザインをお客様よりいただき、有限会社ル・フェステでデザインデータを3パターンほど作成。どれも、丸みがかった書体で、お客様のイメージにあったデザインに決定しました。
そしてプリントに使用するインクもお客様より「特殊なインクを使いたい」というご要望をいただきました。
プリントサンプルをいくつかご覧いただきその中から「ぷっくりプリント」をお選びいただきました。
ぷっくりプリント(スェードプリント)とは、特殊なインクを使って、凹凸のように見えるシルクスクリーンプリントのひとつです。通常のシルクスクリーンプリントのように版を作ってTシャツに刷った後に、ベルトコンベア状のようになっている機械に通して熱を加えます。そうすることにより、カップケーキの上部のようにインクが膨張しぷっくりと凹凸ができていく仕組みです。
この熱線に通す際に気を付けるところは、生地が傷まないようにする温度の管理です。その熟練の温度管理により、お客様のご希望の生地に傷がつかず、さらにきれいな凹凸のデザインが決まります。
今回のお客様は、「串や」は赤で、「ぐいっ」は白で印刷をご希望で、ポロシャツの背中に広い範囲でプリントしたいとのご要望でした。
弊社としてはここまで特大でのぷっくりプリントの印刷は初めてだったので、刷りムラができないように気をつけて作業を行いました。結果刷りムラもできずに、きれいに刷ることはできました。また、「ぐいっ」の「ぐ」にかすれのデザインをあえてつけたので、それが熱線に入れた時に膨らみにより消えてしまわないか、しっかりと表現されるかなどの懸念するところがあったのですが、凹凸も出つつデザインも反映されていました。
完成したポロシャツを見てお客様は「イメージ通りです。これで頑張って串ものを焼きます」と喜びのコメントをくださいました。
『串や』 部分は通常シルクプリント、『ぐぃっ』 部分はぷっくりプリント
さらに、文字のデザインも気にいっていただき、デザインのデータをお渡ししたところ、看板や提灯にも使っていただきました。
有限会社ル・フェステでユニフォームなどのために作成したデザインデータはお客様にお渡しすることができます。お渡したデータはご自由にお客様で使っていただいて構いません。看板やチラシなどにご活用ください。ご希望の際はお気軽にお申し付けください。
ぷっくりプリントのご要望、ご相談はお気軽にお問合せください。 営業担当:028-657-8111
串や ぐぃっ 様 Instagram https://www.instagram.com/kushiya_gui/