事例紹介

ル・フェステとちぎ国体製作環境配慮タオル

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2022年に行われたいちご一会とちぎ国体では、ル・フェステで作製した多くのアイテムが使われました。その中ひとつに、毛違いジャガードタオルというアイテムがあります。これは国体の「いちご一会募金グッズ」として製作されたアイテムです。

とある日、国体事務局より「いちご一会募金グッズ【マフラータオル】及び【スポーツタオル】製作業務」のプロポーザルが発表されました。私たちは早速そのプロポーザルへ参加表明をしました。仕様の中にはこれまでの国体のグッズ関連と同様に環境に配慮したエコな製品という条件がありました。後に説明しますが、私たちの中でエコと結びつくタオルは今回の毛違いジャガードタオル一択でした。プレゼンテーションの結果、弊社が提案した2色毛違いジャガードタオルが採用されました。

なぜジャガードタオルはエコなのか

今回、2色の糸でイラストを再現したジャガードタオルについて、なぜ高級感のあるこのアイテムがエコな製品なのか説明します。プリントタオルと比較すると、その理由がわかります。

プリントタオルでは、プリント工程の後に染料やインクを洗浄する必要があり、その洗浄過程で汚水が発生します。一方、ジャガードタオルは色糸を織り込むことでデザインを再現するため、洗浄工程が不要で水の使用がありません。もちろん、糸の染色段階では水を使用するため、汚水が完全にゼロというわけではありませんが、プリントタオルに比べて洗浄工程が少ないため、生産時に発生する汚水の量が減ります。これにより、水質汚染が軽減され、環境への負担も軽減されます。そのような理由から、ジャガードタオルは、近年環境に配慮したアイテムとして注目を集めています。

高級感のあるジャガードタオルはこんなことにもオススメ


厚みがあり2色の糸を使うことによって、裏と表のデザインが楽しめる2色毛違いジャガードタオル。有限会社ル・フェステで取り扱うタオルの中では比較的割高です。ですが、高級感があるジャガードタオルは特別な用途で用いられるタオルです。

よく見られるのはプロスポーツチームのグッズです。応援する際にタオルを掲げるポーズをしますが、裏と表で色が反転するため、ホームとアウェイでカラーを使い分けたりすることもできます。

その他にも、ゴルフのホールインワン賞、ホテルのVIP会員様用の粗品など、最上級の贈り物、感謝の気持ちを込めたプレゼントとしてもオススメできるアイテムだと思います。
また、より特別感を与えるためにオリジナルの織りネームを入れることもできます。織りネーム付きタオルはより特別感を与えるのにぴったりです。織ネームを入れる場合、通常より製作期間がかかります。また、サイズや仕様により価格も異なりますので事前にご相談ください。

加工についての注意事項


毛違いジャガードタオルにはプリントタオルと違って少し注意しないといけないところがあります。

デザインの細かな再現性が難しいところです。プリントのように細かく表現することには向いていません。例えば、小さな文字の表現です。あまりにも文字が小さい場合、糸の組み合わせでは表現しきれずに潰れてしまう可能性があります。

今回のプロポーザルではデザイン製作も含まれていたので、お客様が再現したいデザインとタオルでの再現性の限界を担当者同士でよく相談しデザインを作製しました。

これまで数々の「とちまるくん」が入ったグッズを作ってきた有限会社ル・フェステですが、今回は「とちまるくん」と栃木県の名産である「いちご」をふんだんにちりばめたデザインだったので、いちごの種の細かい部分の再現に苦労しました。

このように細かいデザインでも出来る限り再現に近づけることはできます。もしできない場合でもデザインを見てアドバイスいたしますので安心してオーダーいただけます。

 高級感や特別感がありながらもエコな毛違いジャガードタオル。ぜひ、一味違った粗品やプレゼントとしていかがでしょうか?

営業担当:028-657-8111

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