作業服を一新したい
作業服一新のご相談
株式会社美工電気様から作業服の一新に関するご依頼をいただきました。2021年秋、インターネットでの検索を通じて弊社を見つけていただき、初めてご来店されたことがご縁の始まりでした。
以前は別の業者様で制作されていた作業服ですが、ロットなどの条件から継続が難しくなりました。また、お客様の会社が設立50周年の節目を迎えることもあり、一新を検討されました。
お客様は「実は本日、他の作業服屋さんにも訪問して情報収集をしてきた」とお話ししてくださいました。先に訪問された業者と比較して、弊社の対応がご満足いただけたようで、「ル・フェステさんの対応は丁寧でいいね!」「また来るね!」と高く評価していただきました。
その後、お客様のご希望に沿った商品の提案を重ね、最終的には有限会社ル・フェステで作業服を一新することが決定しました。
長く着用するものを求めて
株式会社美工電気様とのお話を進めるうちに、お客様が長期間着用できる作業服を特に求めていることが明らかになりました。
これまでお使いになっていた作業服は約20年間もの長い間、ご着用しており、その長期間の使用が可能であることが評価されています。
ただ、最近の市場では、作業服は早いものだと5年程度で廃番になることも珍しくありません。選んだ作業服が早く廃番になってしまう可能性に備え、2〜3年で新しい作業服に更新することも考慮していますが、株式会社美工電気様の最も重要なご希望は、少なくとも10年間は同じ作業服を着続けられるものを選ぶことです。作業服は会社の“顔”とも言える大切なものですから、品質だけでなく長期間ご使用いただける点も、非常に重要視していました。
決めては着心地とデザイン
作業服を一新する過程で、ご担当者様から詳細な情報を教えていただきました。例えば、ストレッチ性があり快適に動けるもの、ズボンに図面を入れる人がいること、胸ポケットの重要性でした。また、反射材の有無は特に重視されておらず、現場での使用を考慮して汚れが目立ちにくい色が好まれることも分かりました。
お客様にお勧めしたアイテムは、同じ品番で揃えられるシリーズで、作業服の上下、防寒服、夏用の空調服®、帽子を含みます。この選択により、デザインに統一感を持たせつつ、ストレッチ性のある生地で着心地も向上しています。以前の作業服が昔ながらのデザインだったのに対し、今回選ばれたのはより現代的でスリムなシルエットのスタイリッシュなデザインです。
企業の顔となる作業服の仕上げとして
お選びいただいた作業服には会社ロゴがデザインされた刺繍ワッペンが施されました。今回の初回依頼は約150セットで、コストメリットを考慮し、海外の協力工場での製作を選びました。有限会社ル・フェステでは通常、自社工場で刺繍やプリント、刺繍ワッペンの製作を行っていますが、大量注文の場合は海外の工場を利用することがあります。このように数量がまとまると、海外製作がより魅力的な選択肢となります。
海外での製作は、100枚以上の注文がボーダーラインとされています。海外での出来上がりに不安を感じるお客様もいらっしゃいますが、量産に進む前にサンプルで品質を確認していただけるため、安心していただけます。
このようなプロセスを経て、単なる作業服が「企業の顔となる作業服」へと仕上がっていくのです。
まとめ
作業服を一新する際、ご希望の作業着の詳細、職場の環境、そして以前のユニフォームに関する情報は、適切な作業服を選定するための重要な手がかりとなります。些細な情報であっても、それが道標となり、企業の顔となる適切な作業服を見つける近道につながることがあります。
また、お客様との毎回の対話が、非常に楽しく有意義な学びの時間となり、大変充実した時間を過ごさせていただきました。心から感謝申し上げます。今後も、お客様の期待に応え、さらにはそれを超えるサービスを提供できるよう、努力していきたいと思います。
営業担当:028-657-8111