タイフェスティバルを開催するにあたり、スタッフTシャツとのぼり旗を作って頂きたいとご来店頂きました。
名刺のデザインは完成しており、イメージを合わせたいと大よその仕上がりイメージを伺わせて頂きました。
告知用のポスターデザインの作成予定を伺ったところ、翌週完成予定との事でしたので理由を伝えポスターデザインが完成してからの打合せをお願い致しました。
理由と申しますのは、私自身の経験測なのですが、実行委員会の皆様は関係機関(協賛後援依頼や、会場設営計画、道路の使用許可など)に挨拶回りを行う為に、いち早く名刺を作成されます。
特に初回開催イベントの場合、最初に作成する名刺デザインと後から作成するポスターデザインとでは大きくイメージが変更となる場合が多々あります。当日使用するTシャツ、のぼり旗がポスターとまるで異なるデザインになってしまいイベント自体の統一感がなくなってしまう恐れがある事から、改めての打合せをお願い致しました。幸いな事に納期も十分にありましたので。
翌週ポスターデザインを拝見しながら打合せをさせて頂きました。名刺デザインに大幅に肉付けされた素晴らしいポスターデザインからは、当初の10倍のデザイン素材の抽出か可能となっておりました。
配置やアレンジを繰り返しながらの打合せ非常に楽しい時間を過ごさせて頂きました。問題となったのは、黒Tシャツの印刷の仕上げ方法です。タイ寺院の煌びやかな発色に可能な限り近づけたいとご要望を頂きました。
キラキラのゴールドプリントがご希望と伺い、シルクスクリーンインクの印刷サンプルを拝見して頂きましたがご納得頂けない様子で、もっとキラキラにと、メタルインク・ラメインクを拝見して頂いてもイメージが合わない様子です。そこで箔押しのサンプルを拝見して頂きました。
箔押しとは仕上がりが鏡のような光沢を出す印刷方法で「金色の折り紙」をそのまま張付けた様な仕上がりになります。シルクプリントの中では最も高額な印刷方法となりますので、最初からお勧めするのは気が引けていたのですが、イメージ通りとなり箔押しで作成させて頂く事となりました。
よりメッキの様に仕上げる為にTシャツはキメの細かい生地で出来ているポリエステルTシャツをお勧めさせて頂きました。箔押しは素材により光沢感が異なってしまいますので、またボランティア参加記念にイベント終了後にも着用できる耐久性も考慮させて頂きました。
シルクプリントでの箔押しは、糊をシルクプリントで印刷後、箔をプレスアイロンで張り付けます。この時に糊が圧力で潰れてデザインが広がる事があります。糊の膜厚とプレス圧力に注意しながら作成させて頂きました。
希望通りの仕上がりで、来場者から販売をして頂きたいとお声がけも頂き、メンバー一同大満足です。実行委員と当日のボランティアスタッフとの色分けをした事で、人混みの中、来場者からの問い合わせも黒いTシャツの人に聞いて下さい。など混乱を避ける事にも役立ちました。来年のタイフェスも宜しくお願いします。
使用したTシャツ
品番:00337-AVT(ブラック)
品名:4.4オンス ドライVネックTシャツ
ブランド名:glimmer
素材:ポリエステル100%
サイズ:SS~5L
カラー:全5色(ホワイト、ブラック、オレンジ、ロイヤルブルー、ネイビー)
商品説明
数少ないVネックTシャツの中で、UVカット機能を備えた、安価で価格のわりに耐久性もあるスタンダードなドライTシャツです。春~夏1シーズンを目安として週1~2回程度着用予定のチームTシャツや、洗替の必要な飲食店様ユニフォームなどにお勧めさせて頂く事が多い商品です。
加工方法 シルクプリント箔押し
シルクプリント料金+箔押し(転写)料金が掛かりますので通常の1色プリントと比較した場合高額となりますが、鏡の様な光沢感は箔押しならではの仕上がりです。また、シルクプリントでの箔押しは、耐久力(洗濯堅牢度)も非常に高く繰り返し洗濯をするTシャツにも最適な印刷方法となり、弊社でもお薦めさせて頂いているプリント方法です。(詳しくは動画をご残照ください)
2018宇都宮タイフェスティバル様ご紹介
2018/6/23.24 宇都宮市オリオンスクエアで開催されました。当日は私も来場させていただきました。会場内にタイフード(グリーンカレー、タイラーメン、カオマンガイなど)タイを代表する飲食店が十数店出店し、ステージ上では、キックボクシング、タイ舞踊などの催し物が2日間開催されました。2日間とも大勢の市民が来場した国際交流イベントです。実行委員会は、タイへのボランティア活動にかかわっている事業者や県内在住のタイ人で構成されており、タイ文化の魅力をひろめながら子供たちの支援につなげる為、売り上げは全額タイの孤児院に寄付しているそうです。