宇都宮市のマロニエプラザ大展示場で行われた「ものづくり企業展示・商談会2023」に参加しました。このイベントには県内外から約150社のものづくり、製造に関する企業が参加。木工や金属などさまざまな業種の企業が、自由なテーマで自社の商品や技術などを披露しました。たくさんの企業が軒を連ね、中には有限会社ル・フェステとお取り引きのある企業様もいらっしゃいました。
はじめての展示会
有限会社ル・フェステはこのような展示会に参加したのは初めてで、展示会の準備から当日に至るまで、大変勉強になることばかりでした。
今回の展示会で有限会社ル・フェステが披露したのは『フルカラー昇華転写』プリントという技術です。昇華転写プリントは熱と圧を加え、布にデザインを浸透させる技術です。有限会社ル・フェステでは、2022年にこのプリントに関する機械(転写機、輪転機、レーザー裁断機、9種類の縫製ミシン)を導入しました。
エコ・SDGs・ファッションロス 環境に配慮へのメッセージ
「エコ素材」の生地を使い、完全受注生産を行うことによって、近年繊維衣料業界が抱える、世界規模の問題であるファッションロスの軽減に挑戦しています。弊社が提案したテーマはまさに『エコを着よう』です。エコ素材の生地は廃生地やペットボトルなどをリサイクルして作られた生地です。それを着るだけでエコやSDGsの貢献につながります。
フルカラー昇華転写プリント
先にも説明しましたが、昇華転写プリントは熱と圧を加え、布にデザインを浸透させる技術です。有限会社ル・フェステでは、2022年にこのプリントに関する機械(転写機、輪転機、レーザー裁断機、9種類の縫製ミシン)を導入しました。今回、実際に弊社のブースでは、自社でフルカラー昇華転写プリントを行ったポロシャツやTシャツ、テーブルクロスなどを展示させていただきました。お客様から「触らせてほしい」とお声をいただき、「意外に普通の生地だね」「普通の生地と変わらないね」と興味をもっていただきました。
また、展示しているポロシャツのプリントを見て「こんな柄がポロシャツでもできるの?」と驚きの声もいただきました。昇華転写プリントはまさにコピー機で印刷をするように、生地に自由にプリントができるのでファッショの幅が広がります。お客様の驚きと興味の顔を見ることができて大変うれしく思いました。
はじめての展示会に向けて
今回、初めての展示会に参加しましたが、有限会社ル・フェステ代表、スタッフ一同、みな参加してよかったと思っています。
まず、展示会参加の準備から本番に向けての流れを学ぶことができました。今回、展示会には有限会社ル・フェステの従業員全員が参加しました。その全員が自社製品や自社の考えをしっかり発信できるように、自分たちが知識不足になっているSDGsの講習会を行い展示会に臨みました。結果、そのSDGsやエコの考えを軸に、全従業員で自社ブースを盛り上げることができました。
新たな道へ
通常の営業ではお会いしないようなお客様への提案の経験ができたことが大変学びになりました。展示会には、たくさんのお客様がいらっしゃいました。普段の営業のターゲットにはならないお客様も有限会社ル・フェステのブースで立ち止まり、弊社の商品を知っていただくことができました。これは大きな発見につながりました。
本当にたくさんのことを学べた「ものづくり企業展示・商談会」。今回の参加で、いたらない部分も見つけることができたので、それを改善させ、これからさまざまな展示会イベントにも参加していきたいと思いました。