お店のビニール袋と同じデザインでTシャツを作りたい!!
栃木県真岡市にお店を構え、絶品料理を提供される老舗なが勢様よりTシャツのご依頼をいただきました。なが勢様は、大きなヤグラの看板が特徴で、ちゃんこ鍋やうなぎ料理、もつ鍋、もつ煮など自慢の和食を楽しめます。また、ボリューム満点のお弁当の配達もご利用いただけるお店です。真岡市に足を運んだ際にはぜひお立ち寄りください。
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なが勢様がご注文いただいたのは、お店のユニフォームとして使うTシャツと、お子様用のTシャツです。Tシャツのデザインは店名やうなぎのイラスト、電話番号などが入り、それをシルクスクリーンで加工するという内容でした。そのデザインの打ち合わせの際にお客様がお持ちいただいたのは、お店で使っているテイクアウト用のビニール袋でした。そこからデータ作成してほしいというご要望でした。
データ作製の悩みあるある
実はなが勢様のように、デザインのデータはないから、すでにできているアイテムを基にデータを作ってほしいというご相談は少なくありません。
今回のようにビニール袋をはじめ、パンフレットや名刺、企業やお店のホームページからデータを取ってほしいなど、さまざまです。
というのも、企業やお店のロゴを作った際に、ロゴのデータを専門部署から取り寄せることが面倒だったり、デザイン会社からデータをもらおうとすると追加料金がかかったりと、一筋縄ではいかないことがあります。必ずしもデザインを作ってもらった際に、お客様がデータをもらえるとも限らないことが現状多々ありますが、有限会社ル・フェステではそのようなお客様のご要望にもしっかりと対応できます。
今回なが勢様にはビニール袋をお持ちいただきましたが、ビニール袋はやわらかく透けているため、通常通りにスキャンをすると歪んだり、シワが寄ったりして上手くデータ化することができませんでした。次にビニール袋の中に厚紙を入れてスキャンを試みたところ無事データ化することができました。
なが勢様の件でも、お持ちいただいたビニール袋に台紙を入れてスキャン、無事データ化することができました。
作るサイズ多い時の悩みあるある
今回、なが勢様は子供用から大人用(5L)と幅広いTシャツサイズをご希望でした。
通常、こども用、おとな用でプリントサイズが違う場合シルクスクリーンプリントの版を分ける必要があり版代とプリント代が高くなります。
なが勢様は、胸のデザインは全サイズ共通、背中はこども用にはプリントせずおとな用に合わせて版を作製しました。
困った時でもご安心を!
さまざまなサイズのアイテムにシルクスクリーンプリントする際は最も小さいサイズのアイテムに合わせて版を作ります。大きいサイズに合わせてしまうと小さいサイズのアイテムに印刷する際にはみ出してしまう可能性があるからです。
「再現したいデザインがあるけど予算オーバーだ。どうしよう」となっても、有限会社ル・フェステではお打合せの際に、再現したいデザインとご予算どちらもご納得いただけるようお客様にわかりやすくご説明することを心掛けております。
お客様のご希望に寄り添い可能な範囲でのパターンをご提案いたします。
ユニフォームが広告に!?
今回のTシャツはビニール袋のデザインをそのまま背中にプリントをしたので、電話番号も記載するデザインになりました。もちろんお客様もご希望くださったのでなが勢様らしいTシャツになりました。
現在はホームページやSNSのQRコード化が一般となり、さまざまなものに印刷されています。もし読み取りに問題がなければ、今後お店のQRコードをシルクスクリーンプリントで施すことも可能だと考えています。まだまだ被服加工の世界は広がっていきますね。
ホームページは読み込み動作を優先するため、マークやロゴのデータ容量を軽くしたものが使用されていることが多いです。
パンフレットや看板の方が鮮明にデータ化できる可能性があります。紙面のものは弊社でスキャンしますが、看板や屋外広告はスキャンができないので、なるべく平行になるように写真を撮ってご提供ください。
スタッフ様が着用する制服はお店の顔、時にはサイン(看板)の役目も果たします。着ているだけでPRになります。
デザインデータをお持ちでなくても、プリントTシャツを作ることはできます。シルクスクリーンプリント、お店のTシャツ作製のご相談をお待ちしております。
営業担当:028-657-8111