空調服の二次加工、製作の過程も大切にしお客様の負担を軽減
正幸建設株式会社様より空調服のご注文をいただきました。正幸建設株式会社様は宇都宮市にある企業様で、昭和63年に創業、道路の土木、舗装を中心に事業展開をしています。有限会社ル・フェステには、作業着のご注文をしていただくなどしてもご贔屓にしていただいております。
今では定番、夏の作業服
空調服は2018年ごろから、猛暑日の作業の強い味方としてメジャーになってきた作業着です。今年、正幸建設株式会社様より、おすすめの空調服をいくつか提案してほしいとお問合せをいただきました。そして、ご案内して決定した空調服に二次加工を施してほしいとオーダーをいただきました。
その二次加工とは、右袖に「安全第一」の布ワッペンをつける、左胸にローマ字で社名の刺繍、背中や胸に反射材を縫い付ける、の3つでした。
布ワッペンと社名の刺繍、胸の反射材はスムーズに作業が進みました。しかし、背中の反射材の縫い付けをする際に問題が発生しました。反射材は背中にVの字で縫い付けるというご注文でした。
空調服への二次加工
この商品、二次加工ができない・・・
実は選んでいただいた空調服の内部には、ビル作業で使うハーネスをつけるためのパッド用シートが付いていました。そしてそのシートはボタンで取り外しができるようになっていて、そのボタンが空調服に付いているために、反射材を縫うことができませんでした。そのことがわかってすぐに営業担当がお客様へご連絡をしました。お客様のお仕事では、ハーネスをつけるような業務はありません。お客様にOKをもらい、パッド用シートに関する一式を全て取り除くことになりました。そして、無事背中に反射材を縫い付けることができました。
今回、その問題がわかってすぐにお客様へご連絡をすることができました。その“すぐに対応する”ということができたのは、自社内に工場があった有限会社ル・フェステだからできたことだと思います。
自社工場の強み
もしこれが別敷地に工場がある、加工工場は別の会社となった場合、そのレスポンスに遅れが出て納期に間に合わない可能性も出てきます。自社工場での加工だったために、すぐにご連絡、すぐに加工に取り掛かり、納期の変更もなくお客様の手元に届けることができました。
また、このようなことが起こった場合、アイテムを1から選び直したり、別で反射材を使用したベストなどを購入してもらったりすることも可能でした。
しかしそれではお客様の予定にはない余計な負担をかけてしまいます。それにせっかく選んでいただいた空調服なので、それを使っていただきたいと思いました。
有限会社ル・フェステでは、出来上がるまでの過程でもお客様に不安な思いをさせない、余計な負担をかけないことを心掛けています。それが今回の案件でもしっかりと実現できたのではないかと考えています。
まだまだ暑い夏が続きます。空調服や水冷ベストなど、身体を涼しくする作業着のお問合せをお待ちしております。
営業担当:028-657-8111