ご家族やお友達へのプレゼントにも最適な手作り手描きアイテム
先日、父の日のプレゼントに、お子さんが描いた絵をプリントしたTシャツを送りたいというご相談をいただきました。
その日、弊社店舗にお母様とお子様でご来店、お子様がクレヨンで描いたたくさんのイラストをご持参いただきました。その中でもいくつかのイラストをチョイスしていただき、スキャナーでスキャンをして、データ化させていただきました。
手描きイラストのコツ
今回、シルクスクリーンでのご注文をいただきました。お客様がお持ちいただいた描いたイラストは、さまざまな色が使われて描かれていました。実は、このようなイラストはシルクスクリーンプリントの版を作る時に淡い色、明るめの色は版に出てこないのです。手書きの原稿をデータ化する場合は
① 色が濃く
② 線の幅を太めに
③ 隙間は広めに
していただくと、データにした時にきれいにできあがります。細かく説明すると・・・
① 色の濃さは
①色の濃さは、スキャンの際に黄色や水色、肌色は色が飛んでしまうことが多いため、濃い黒1色が望ましいです。あくまでデータ化するための絵や線なので、実際に印刷する色にしなくても大丈夫。鉛筆や色鉛筆はデータ化できない場合があります。水墨画などの筆の絵の場合も薄墨は避けていただきたいです。
②線の細さ
線が細いとデータ化や印刷の際に線が消えてしまう可能性があります。最低でも1mm以上の線がおすすめです。
③デザインの隙間
③ 隙間は2mm以下だと、インクで隙間が潰れてしまうので、なるべく空間を広く開けるようにお願いします。
こちらが手描きのイラストがきれいに作成するためのポイントです。有限会社ル・フェステのスタッフのお子さんが描いてくれた見本の絵を、Tシャツにしたサンプルで見ると、わかりやすいかと思います。このイラストは黒のペンで描いています。細いペンよりも太めのペン先の方がくっきりと版に反映されるので、Tシャツにした時にしっかりと映えます。
また、イラストの配置は有限会社ル・フェステでデータ化した後に、変更をすることができます。お客様が持参したイラストの配置を少し変えたい、バランスを考えて配置してほしいなどのご要望もご相談ください。
今回の手書きイラストは、お子さんサイズと大人サイズのTシャツに、「フレッシュ」というクリーム色でプリントをさせていただきました。版はTシャツのサイズが変わっても1版のみで済みました。営業担当と工場のプリント担当が確認をしあい、大人のサイズでもしっくりとくる位置(今回は胸元)に版を置きプリントをすることができました。こちらの版代は、版を作るごとに代わっていきますので、予算のご相談も気軽にお問い合わせください。
6月18日にお客様はお父様にこのTシャツをお渡しすると思います。心のこもったイラストで作られたTシャツはきっと喜ばれると思います。そのようなプレゼントの製作に携われてよかったと思います。
手描きイラストや文字のアイテム製作も受けたまわります。ぜひご相談ください。
営業担当:028-657-8111